海外出張で求められる英語力とは?これだけは知っておいた方が良い表現とは

駐在員X
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会社から突然、海外出張を命じられた、そろそろ海外出張に行く機会がありそうだ、しかし、英語があまりできなくて、成り行きでなんとか乗り切ろう、という方も多いのではないでしょうか。折角、海外出張するのであれば、事前に海外出張に必要な英語力を知り、備えてはいかがでしょうか。海外出張まで時間がない方もこの記事を見て、最低限必要な英語をおさえておきましょう。また、今回は海外出張の準備段階の方向けに、出張でよく使われる表現も合わせてご紹介させていただきます。

海外出張で求められる英語力は、出張の目的や訪れる国や地域によって異なりますが、一般的に以下の英語力が必要と考えられます。

1.日常会話レベルの英語力

日常会話や一般的なコミュニケーションを円滑に行うために、基本的な英語力が求められます。基本的な文法や語彙を理解し、簡単な質問や応答ができることが必要です。海外出張でよく使われる英語表現は、コミュニケーションやビジネスの場で役立つものが多くあります。以下は会話の始め方と人にお願いするときの依頼と許可の取り方です。

■会話の始め方

  • “Hello, I’m [あなたの名前].” : こんにちは。私は[あなたの名前]です。
  • “Nice to meet you.” : はじめまして。
  • “How are you today?” : ご機嫌如何ですか?

■依頼と許可

  • “Could you please help me with this?” : 手伝ってもらえませんか?
  • “Would it be possible to…” : 〜できますでしょうか?

2.職務関連の英語力

出張の目的に応じて、職務関連の英語力が必要です。例えば、ビジネス英語や専門用語を理解し、ビジネス会議やプレゼンテーションを行うためのスキルが求められることがあります。例えば、プレゼンテーションなどで情報提供する際には、以下の表現を使うと良いでしょ

■情報提供

  • “Let me provide you with the details.” : 詳細をお伝えしよう。
  • “Here’s what we know so far.” : 今のところわかっていることはこの通りです。

また、一通り説明した後には、以下のように質問してみると良いでしょう。

■質問

  • “Do you have any questions?” : 何か質問はありますか?
  • “What’s your opinion on this matter?” : この件に関してあなたの意見はありますか?

3.読解力と書き込み力

出張で英語を使用する際には、文書を読んだり、メールや報告書を書いたりする場面もあるかもしれません。したがって、読解力と書き込み力も重要です。

4.聞き取り力と話す力

他の人とのコミュニケーションにおいて、相手の話を理解し、意見や情報を表現するための聞き取り力と話す力が必要です。アクセントや発音の違いに対処できるようになると有用です。

5.礼儀正しいコミュニケーション

出張の際には、異なる文化やビジネス慣習に適応することも求められます。礼儀正しいコミュニケーションが重要であり、相手との尊重と共感を示すことが必要です。相手の意見に対して、自分のスタンスを示す必要が出てくるかと思います。その場合は、以下のような表現を使用してはいかがでしょうか。

■同意と不同意

  • “I agree with your proposal.” : あなたの提案に賛同です。
  • “I’m afraid I have to disagree.” : 残念ながら同意しかねる。
  • “I’m not quite sure about that.” : それはよくわからない

6.緊急時のコミュニケーション能力

緊急時やトラブル発生時には、迅速かつ効果的なコミュニケーションが不可欠です。問題を適切に伝え、解決策を共有する能力が求められます。

7.地域の言語と文化への適応力

英語が主要なコミュニケーション手段である国でも、地域によっては現地の言語や文化への適応が求められることがあります。現地の文化や習慣に敬意を払い、言語スキルを向上させる努力が大切です。

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上記の他にも、いくつか海外出張に行く際に知っておくべき英語表現を以下に紹介させていただきます。状況に応じた対応をするために役立つものです。

予定変更に関する表現:

・”I’d like to make some adjustments to our itinerary.” : 旅程を少し調整したい

緊急連絡に関する表現:

・”I have an urgent matter to discuss.” : 緊急の案件がある。

交通手段に関する表現:

・”What’s the best way to get to the conference venue from here?” : ここから会議場へはどのように行くのがベストですか?

地元のカスタムと文化に関する表現:

・”I’d like to learn more about local customs and cultural norms.” : 土地の習慣や文化的規範をもっと知りたいです。

緊急時の医療対応に関する表現:

・”I need medical assistance. Can you call an ambulance?” :  医療援助が必要です。救急車を呼んでもらえますか?

営業時間や店舗に関する表現:

・”What are the operating hours of this restaurant?” : このレストランの営業時間は?

食事や食材に関する表現:

・”Could you recommend a restaurant that serves veg: ベジタリアンメニューがあるレストランを紹介してもらえますか?

海外出張の目的や訪れる国によって必要な英語力は異なるため、事前に準備を行い、英語力を向上させることが重要です。また、言語のスキル向上だけでなく、コミュニケーションの実務経験や異文化への適応力も養うことが出張の成功に貢献します。

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